地上波「ブラック・セプテンバー〜ミュンヘン・テロ事件の真実」@テレビ東京(10/1)

★★★1972年のュンヘンオリンピックで起きたパレスチナのテロリスト集団“ブラック・セプテンバー”によるイスラエル選手団襲撃事件を詳細に検証したドキュメンタリー。実行犯唯一の生存者であるジャマール・アル・ガーシーの史上初となるインタビューをはじめ、事件の関係者たちによる生々しい証言と豊富なニュース映像を基に構成。とにかく人質全員が殺され、犯人も3人を残して射殺。生き残った3人のうち、2人は後日、イスラエル工作員により暗殺された。この作品では、平和なミュンヘンの平和の祭典で起きた特異な事件にスポットを当て、残された奥さんや当局の甘い対応などを証言により浮かびあがらせる。思うに、1972年にこんなことが起きてるのに、なんて日本はノンキなんだろうか・・・。ミュンヘン五輪と言えば、男子バレーが金取ったという印象が一番だ。とにかく、イスラエル選手団になんの罪もない。ただ、イスラエル国民であるという理由だけ。現代においては、日本人だという理由だけで殺される可能性が高まっているのだが・・・。