「マインド・ゲーム」@アニマックス(スカパー1/22)

ケン・イシイのビデオクリップやアニマトリックスを手がけたスタジオ4℃の製作。2004年作品。

声の出演に吉本芸人を揃え、主演が今田耕司、共演に藤井隆など。いまのアニメでできることのすべてを盛り込んだ作品。ストーリー展開よりも、映像のイメージ喚起力を主力としているようだ。とにかく、やたらと情報量が多い。「イノセンス」が映像と同時に「コトバ」の情報量が多いのに対し、ひたすら映像で見せている。イメージ映像が多い。心象風景なども全部、映像化している。

クオリティ高いし、こんだけの映像作る作業量とか、コストとかを考えると、文句のいいようがないけど、ま、結局、好き嫌いで分かれそう。私は「イノセンス」のほうがすきだよ。押井さんの緻密さのほうがすき。「マインド・ゲーム」はわざとおおざっぱにしてるのは理解できるけど、やっぱ繊細なのが好きってことだな、私は。だから、プロダクションIGとか、東京ムービーとかが好きだ。

CinemaTopicsOnline
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4985
AllCinemaOnline
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=320157