チャリT企画「ハンニチでコンニチハ!(仮題)」@王子小劇場(1/14昼)2200円

早稲田劇研のアンサンブル出身劇団。クリータンクリート、少年社中の次、現役の北京蝶々の前。2004年末まで在籍か?

かなり前から名前だけは知っていたが、今回初見。チラシのインパクトが大。社会的なネタが散りばめられたチラシだったのだ。

で、芝居だが、社会・風俗のネタを表層的に捉え記号化し、パッチワークのように配置している。その捉え方はワイドショーレベルの浅さ。わざと浅い。記号としてしか捉えていないのだ。一般の人はそんなもんだ。深く考えない。思考停止の人々に合わせて、深く考えずに並べている。ホリエモン六本木ヒルズ秋葉原、メイド、鳥インフルエンザ2ちゃんねる、などなど。秋葉原メイド喫茶からホリエモンに拉致されためぐみさんを「半日」(ハンニチ)で救い出せるか、という物語。

意識的に、浅く、広く、タイムリーに、ということだろうが、こういうのをメジャー志向というのだろうか、ポップというのだろうか・・・。わたしは苦手ですが、あまり考えたくない人なら平気でしょう。

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