メジャーリーグワールドシリーズ、第4戦は、9時から始まったが忘れてて、3時ごろに気づいて携帯のニュースサイトを見たが結果が出ていないという・・・。PCを立ち上げてネットにつないだら、ちょうど延長の最後のとこだった。6時間近く試合してたという・・・ごくろさん。

F1だが、ザウバーBMWに買収され、BMWのワークスチームとして再生するみたい。あと、ミナルディレッドブルの第二チームとして名前がトロ・ロッソと。でもって、ジョーダンはどっかの富豪に買収され、ミッドランドというチームに。ということで10チームは変わらず。ワークスがフェラーリトヨタ、ホンダ、ルノーBMWで、マクラーレン、ウィリアムズ、レッドブルトロロッソ、ミッドランド。あと、ホンダを積む新しい11番目のチームが決まるかもしれないという状況。決まれば琢磨がドライバーズシートに収まる。

10月25日朝日新聞夕刊の「文芸時評」に島田雅彦が興味深い文、二つ。

ひとつは、こないだの選挙で自民党に投票した人の多くは、自民党が切り捨てようとしている社会的な弱者であり、アメリカでもブッシュを支持しているのは共和党が切り捨てようとしている弱者である、と。確かにアメリカの勝ち組のニューヨークやロサンゼルスの知識人は民主党支持だ。中部の農家とかの多くがブッシュ支持。日本でも田舎もんだけでなく、中流の、負け組が自民党を支持してるってわけだ。すばらしい。そして、勝ち組と負け組の差は開くいっぽうで、状況は悪くなるばかり・・・。

もうひとつは文学賞のこと。メジャー文芸賞ののべ応募は1万を超えたとか。小説は、お手軽なジャンルになったんだと。応募者の低年齢化が進む。小説も日記もブログで読む時代。素人が大量生産する小説はほとんどが恋愛絡みで、「少子化が深刻な割りには恋愛熱は冷めることを知らない。」・・・うまい!

演劇も映画も、お手軽になってる。音楽も、ネットで1曲100円で買ってiPodで聞く時代だから、小説だって変わるよな。どっかでひとつ100円で小説のダウンロード販売を始めたという記事を見た。

いろんなものが、お手軽に。「作品」を作るのはアーティストだが、いまやそれはお手軽な消費財となった。ので、アーティストではなく、メーカーと呼んでいいわけだ。生産されるものは、あまり考えることを要求しないもの。勝ち負けという単純な構図のものがいい。

状況はどんどん悪くなる。