「ドラムライン」@スカパー

大学フットボールのハーフタイムショーで行われる応援イベントのマーチングバンド対決を描いたもの。2002年アメリカ制作。日本は2004年公開。

天才ドラマーが主人公。マーチングバンドのドラムパートに応募。天才を見込まれ大学に入れてもらった。天才ゆえに、ワガママ。いろんな葛藤があって、メンバーと和解して、活躍。という陳腐なスポコンストーリー。見ものはパフォーマンスシーンだが、天才的な超絶テクが伝わらない。音も、映画館ならそれなりに伝わるんだろうが、テレビで見たもんで、サウンド的には何も伝わらない。音楽としてはかっこよかったんだけど。

ブラスバンドというと「ブラスト」が三年連続で日本公演している。それと比べてしまう。「ブラスト」のテクと比べると、やっぱり映画のはショボイ。映像の撮り方とか、パフォーマンスシーンのやり方とかを、もっと工夫すればずっと見れたのに。「タップドックス」のパフォーマンスシーンはかっこよかったもんなあ。エンディングのドラムライン対決はそれなりに盛り上がったけど、やっぱり撮りかたがいまいちだと感じた。

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http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=318676