「感染」＠ＤＶＤ（ツタヤ） - ほぼ一日一作批評　by　一寸小丸

世界が注目するジャパニーズホラーブームに乗って企画された連作のひとつ。設備も薬品も足りなくなった閉鎖間近の病院に運び込まれた急患。なにかの感染症に冒されていたが、手が足りずに放置。ふと気づくと、なんだか大変なことに。緑色でどろどろ。そうこうしているうちに、どんどん感染が広がり・・・。

という恐怖。どろどろがキモい。が、結局夢落ち。プレッシャーとかの精神的ノイローゼが生み出した幻想。そんな結論の仕方は、ホラーではいらないんじゃないのか。それじゃまるで「世にも奇妙な物語」みたいだ、と思った。ホラーの場合、普通に感染病でいいと思うのだが・・・。

脚本・監督は落合正幸。原案が君塚良一。って、やっぱテレビなのか？と思って調べたら、もともとは「世にも奇妙な物語」のひとつだったのね。15分のものを１００分にしたってだけかい？