世界柔道は、加藤晴彦藤原紀香が盛り上がれば盛り上がるほど、成績の悪さが悲しい気分にさせた。というか、予選の過程で、全然良くないのに、金だメダルだ、と盛り上がっているのが違和感。誰一人、圧倒的な強さで勝ち上がっている人がいないのに。ほんと、良くなかったよなああ。で、結果も金三個という、世界柔道史上最悪の結果(全16階級となって以来)。まあ、番組上、盛り下がるわけにもいかないのは理解できるけど。

F1ベルギーでは、衝撃的な映像が。セイフティカーが入り、全員がゆっくりと、追い越し禁止で走っているときに、佐藤琢磨シューマッハに追突の大ちょんぼ。怒って車を降りたシューマッハが琢磨に近寄って抗議。が、耳栓している琢磨には何を言ってるのか聞こえない。言っても反応がない琢磨にむっとしたシューマッハが去り際に、琢磨のヘルメットをポンっと叩いた。その一部始終が放映された。シューマッハの叩き方が、「まったく、何やってんだよ!」という感じ。そのシューマッハの気持ちはよくわかるけど、叩かれた琢磨の情けない気持ちも理解できる。というか、ほんとに情けない。BARホンダ全体が情けない。琢磨を応援しているニッポン人が情けない。「侮辱された」という気にもなるけど、セイフティカー時に追突しちゃあダメだよな。やっぱ情けないよ。琢磨がクビになってもしょうがないとも思えるほどだ。