地上波「スウェプト・アウェイ」＠テレビ東京（9/16）
監督・脚本ガイ・リッチー、主演マドンナの、2002年の映画。日本は2003年公開。上流階級の嫌なオンナをマドンナが好演。あとで、オリジナルは「流されて・・・」（1974年）だと知ったが、全然違うように感じた。確かに、ストーリーはありがちな話で、高飛車オンナと、世話係の荒くれオトコが二人っきりで無人島に流され、立場逆転で、愛に目覚め、というもの。でも、とにかく前半のマドンナの高飛車ぶりが素晴らしく、思わず「マドンナってこんな女かよ」とリアルに感じてしまうほど。これが重要で、その後の無人島での逆転が生きる。ただ、関係が「愛」に変わっていくところが充分に表現できていたかは微妙。でもまあ、たいした役者だよマドンナは。こういう映画に挑戦するところがえらい。ダンナのガイ・リッチーにやらされたんだとしてもね。たいした夫婦だ。
