地上波「ドッペルゲンガー」@日本テレビ(9/19)

黒沢清監督2003年作品。主演は役所広司で、 永作博美ユースケ・サンタマリア共演。ユースケの芝居がへぼいのはしょうがないけど、永作もびっくりするぐらいできていない。役所さんが頑張ってるけど、薄っぺらい映画になっちゃった。前半の戸田昌宏・佐藤仁美・柄本明らとやってるときは良かったんだけど、後半の永作・ユースケが関わってきてからがいまいち。ストーリーとしては盛り上がるはずなんだけど・・・。役所広司が作っていたものが人工人体という名の「高機能車椅子」っていう設定がダメだったんじゃないのかなあ。まあ、本来そこは関係ないんだけど・・・。重要なのは、自分の分身が現れ、それと対決するとこと、周りの人の反応なわけだけど、周りが何も表現できないので、どうでもいい存在に思えてしまった。これはやっぱり周りの役者の問題だと・・・。