「深紅」DVD@ツタヤ半額

野沢尚の原作。一家惨殺の生き残りの娘(父母二人の弟の4人が殺された)と、その殺人犯の一人娘の運命。描いているテーマが野沢尚っぽいので期待してみた。不安はキャスティング。内山理名水川あさみだもの。内山は少しずつ芝居ができるようになってるとは言え、まだまだ・・・。水川は、最初に見たのが「さよなら、小津先生」で、田村正和の一人娘役だった。このドラマは大好きだったし、森山未來瑛太が良かったので記憶に残ってる。水川は役柄がとても難しい役だったので大変だったとは思うが、それにしてもひどかった。その印象が強いので、不安だった。

まあ、野沢尚が描いているものとは別のものになった印象。「運命」的なものがメインだと思うのに、2時間ドラマのノリで、表面的な作品になってるような・・・。大作を2時間で描くと、こうなっちゃうのかなあ。なんか、惜しい。