「シャーク・テイル」＠ツタヤＤＶＤ - ほぼ一日一作批評　by　一寸小丸

「シュレック」をヒットさせたドリーム・ワークスの2004年作品。「シュレック」同様、やたらとミュージカルしていて、楽しめる作品にはなっている。ただ、ホンは陳腐だった。まあ、エンタメの王道を行くってことだ。

「シュレック」はけっこう楽しんだ。というか、細かいネタや音楽の使い方に感動したのだ。ピクサー作品みたいに、映画全体で楽しめるものにはなっていない。そこが不満。細かいつくりこみはすごいんだけどさ。やっぱホンなのかなああ。

ドリームワークスの映画は秀作が多いけど、アニメはどうでしょう？　ＦＯＸの「アイス・エイジ」はかなり面白かったんで、続編が楽しみ。どっちかというと、ドリームワークスよりもＦＯＸのほうが上だと感じている。

しかし、ドリームワークスは身売りしたし、ピクサーはディズニーと提携解消したし、なんか、アメリカのアニメ界は激動してるよな。日本のアニメ界とはまったく違う世界だ。ピクサーはディズニーでもう一作作るらしいが、その後もいいの作ってくれることを期待したいよ。