サッカー親善試合「日本×ホンジュラス」@テレビ朝日

めちゃめちゃな試合だった。ディフェンスが弱すぎ。あれは崩壊なんてもんじゃない。ザルディフェンスってのも違う。ただ、「まだできてましぇ〜ん」て感じ。宮本にしろ中沢にしろ、普段はスリーバックだし、サイドをまかされている三都主や加地はバックスの人じゃないわけで・・・。でもって、ボランチの稲本・中田浩二はフォーバックでのボランチの意味がわかってないみたいだし・・・。

スリーバックに戻すべきだ、という意見があるが、それは違うだろう。世界を相手にするW杯のためのチーム作りという意味では、フォーバックしかない。レベルの高いMFを生かすという意味でも、虚弱なFWをフォローするという意味でも、攻撃的な布陣であるフォーバックしかないといえる。となると、サイドの二人とボランチをどう組み合わせるのかを半年で決めればいいわけだ。今回で、三都主・加地・稲本・中田浩二の4人ではダメだ、という結論が出たと言える。

もっとも、ボランチの一人として中田ヒデが入るのは、ほぼ見えているので、そんなに問題は大きくない。中田ヒデはゲームメイクの意味でも大きな存在だけど、守備の強さも光っているから。中田がボランチに入ることで守備の強化が高められる。コンフェデがそうだった。もう一人のボランチをより守備的な福西にするか、小野を入れるかの選択肢がまだある。あと、ヒデを下げた場合にトップ下を俊輔一人にするのか、小笠原を入れるのか。FWで久保と大久保が使えるのかも問われる。最低でもヤナギと高原が使えることがわかったので、あとは久保・大久保のオプションをどう使うかを決めればいい。大黒と田中達也もいるし。

たぶん、最後に残るのはサイドだ。三都主・加地では、フォーバックのサイドは弱い。松井が使えるのかがカギだろう。すべては10月に試すんだろう。

順調だな。