「セレソン密着10」@フジテレビ739(スカパー)

藤原清美のセレソン密着シリーズ第10弾。2005年3月から6月まで。というか、6月のW杯予選とコンフェデレーションカップ特集だ。W杯予選はパラグアイ戦とアルゼンチン戦。この予選のための合宿からコンフェデ終了まで同じチームで戦っている。で、ロナウドが「疲れているのでコンフェデを休ませろ」と言ったので、W杯予選にも召集されず、また、カフーロベカルも休みとなり、若手の活躍が試される場となった。

最大の注目は、アドリアーノロビーニョ・カカー・ロナウジーニョの4トップ。これが機能するのかが問われるシリーズとなった。そして、大成功となった。

ちなみにロビーニョはこの番組ではホビーニョと呼ばれている。スペルはROBINHOなので、日本では「ロ」に統一されつつあるが、たぶん実際の発音は「ホ」なんだろうなあ。いつこの番組で「ロ」になるのかも注目している。

カフーロベカルの代わりに入ったサイドの選手や、ロナウドの代わりのアドリアーノロビーニョの意気込みと緊張感が、実にリアルで面白い。いまだにセレソンのナンバーワンフォワードはロナウドなんだろうし、ロベカルカフーの存在感は圧倒的なのだが、「次」の選手のクオリティも高い。クラブチームでも活躍しているわけで、ほんとビミョーな位置にあるわけだ。常にチャンスをねらっている姿も素晴らしい。「呼ばれただけで使ってもらえない」などと不満を言うバカはいない。いつか訪れるチャンスをちゃんと待って準備している。そして、訪れたチャンスを逃がさない。素晴らしい。

面白い番組だなああ。次はいつ放送になるのかなああ。