「セレソン密着8」@フジテレビ#739(スカパー)

藤原清美によるセレソンサッカーブラジル代表)密着の第8弾。2004年8月から10月まで。

8月はハイチ救済のためのハイチでの親善試合。
9月はW杯予選のボリビア戦と、ドイツとの親善試合。
10月はW杯予選のベネズエラ戦とコロンビア戦。
あと、ロマーリオ引退試合のもよう。

内戦の続くハイチに平和を、との主旨で行われたハイチでの親善試合。ハイチに到着したセレソンを迎えたのは、100万人のファン。沿道を埋め尽くす人々は、100万人ですよ。すげえことです。試合は大差でセレソンが勝ったけど・・・。サッカーはやっぱすごいなあああ。

W杯予選のFWは、ロナウド・カカ・ロナウジーニョの3人で。カカ不在でも、まだアドリアーノの存在は認められていなかった。

ロマーリオ引退試合には、ドゥンガらが参加。

この番組を見ていると、セレソンすなわち代表チームに対する選手の意識の高さが理解できる。みんなセレソンに選ばれることを「光栄だ」と言い、「チームに貢献したい」と口をそろえる。たとえ出番がなくても、選ばれ、出番を待つことを苦にしない。チャンスを与えられる瞬間を待つ。チームに呼ばれただけで感謝している。どっかの国の「呼ばれただけで出番がないことを不満に思って合宿を抜けてキャバクラに行った」バカとの大違いを感じる。本人だけでなく、周囲の人やOBたちの態度もまた尊敬が見て取れる。

ジーコの日本代表に対する態度に、時として違和感があったけど、この番組を見てすべて理解できた。ジーコは常にセレソンと同じ感覚で日本代表に接しているだけなのだった。自分がセレソンにいたときに向けられた尊敬の態度を現在の日本代表に対しても向けているだけだ。それを選手たちもマスコミも理解してないのだった。とほほ・・・。