「スターウォーズ・エピソード2」@日本テレビ

新作の「エピソード3」が公開になった(以下SW3)。新作SW3とスピルバーグの「宇宙戦争」を、「ハリウッドによるブッシュの戦争政策への反対宣言」と評したものがあったが、ほんとうなのかしらねえ。ちょっと、映画館で見てみようかしら、と思った。その評によると、これらの映画は、「愛する人を守るため」の方策として「戦う」ことを選ばない映画だと。愛する人を守るための方法は戦うことではないのだとか・・・。ブッシュのやってること、というより、それに乗せられて戦うことを良しとしている人々への挑戦になるのではないのか・・・見てみたいよ。

そういえば、ロンドンのテロに関し、やくみつるが、「日本人も、自分の利益を優先して、戦争を選ぶ政府を支持してきたわけであり、そのことをもう一度考え直さないといけない」と言っていた。確かに日本は戦争を選んだわけだ。投票によって戦争を選んだと言える。そのことを問いかけるような映画とか芝居とかって、あるんだろうか・・・。

なんてことをSWで考えさせられるとは思わなかったよ。SWって、ストーリーとかテーマとかって、ほとんど関心を払わなかったもの。今回のSW3が最後ということで、雑誌などがストーリーを紹介してた。それを読んで、そういう話だったのかあああ、と驚いているぐらいで。SW全体は、アナキンの子供時代から死ぬまでの物語なんだとか。そうだったのかあああ。

今日見たSW2は、アナキンの青年期のこと。SW3でダースベーダーになってしまう前の、アナキンの性格の問題点を描いている。次の展開を知って、あらためて見ると(もちろん、SW2は過去に2回ぐらい見たよ)、確かに問題の多いやつであることが描かれている。

でもって、ストーリー紹介で読んだSW5とか6とかのことも、びっくりした。SWってのは、ほんとにストーリーとかを追わずに見てたわけだ。アイテムとかキャラクターの面白さ、映像の素晴らしさに目が行ってしまうもんね。エンタテインメントの部分に心が奪われてしまうんだ。それだけで楽しめるわけだ。だから、そこんとこを楽しめない人には全くつまらない映画と映るんだろう。

新作SW3は・・・たぶん映画館では見ない。DVDを待つ。でも、「宇宙戦争」は観に行くかも。あと、「SW5 帝国の逆襲」を10日にテレビ朝日が放送する。たぶん、見る。