DVD「シン・シティ」@ツタヤ半額(9/4)

★★★★フランク・ミラー原作人気アメコミの実写映画化。CG多用。監督はロバート・ロドリゲスフランク・ミラー。ワンシーンだけタランティーノがゲスト監督で参加。ロドリゲスは「デスペラード」「フォー・ルームス」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」「スパイキッズ」など。タランティーノと近い関係だ。で、この映画はフランク・ミラーの完成度の高い漫画を映像化するという無謀な試みなのだが、原作者が参加していることでわかるが、本当にクオリティが高い。原作に忠実に撮ってる。原作が絵コンテ状態だったとか。背景の多くがCG。アニメみたいなSFX映画。この映像スタイルを受け入れられる人にだけ楽しめる。すごいよ。「実験性」を特筆する人もいるが、そんな点は問題ではない。漫画の実写化を高い完成度でできたことが素晴らしい。俳優もいい。ブルース・ウィリスも悪くはないが、圧倒的にいいのはミッキー・ローク。クレジットを見るまで知らなかった(顔は特殊メイク処理されてるのでわからないのだ)。DVDを買いたくなるほど。日本の映画人で口惜しがっている人が多いだろうなあ。2005年公開。