「ホワット・ライズ・ビニース」@TBSテレビ

あと、正月の夜にシネ初めとしてテレビで見た。2000年の作品。主演がハリソン・フォードミシェル・ファイファーで監督は「バックトゥザフューチャー」のロバート・ゼメキスなので。

面白かった。美しい妻が亡霊に悩まされる。気のせいかと思うが、とにかく「見えてしまう」。ダンナは幻覚だと笑うが、だんだん異常なことが起きて・・・いろいろ調べていくと、失踪事件のナゾが浮かびあがる。

うまいよ。事件や亡霊とはまったく関係ない隣人をダシに使って、前半をひっぱるワザもにくい。あとは定番の作りなんだけど。ラストの幽霊さんの使い方もうまかったなあ。あそこで登場してくるとは!

あ、サスペンス・スリラーとしての評価は高くないと思いますよ。ただ、なんちゅうか、こういう映画を「サスペンス・スリラー」だから、「怖いか怖くないか」で評価するのって間違っていると思う。怖くないからと言って「失敗だ」とか言うのって頭悪いよ。宣伝文句に踊らされてるだけだ。あの幽霊は、怖いというよりも、美しい。それが素晴らしいと思う。

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