サッカー「アジャクシオ×ルマン」(仏リーグ8/20)@Sports-i ESPN(スカパー)

生中継で朝の3時から見た。松井先発出場。フランス・リーグアンの第4節。ルマンはこの日まで1勝1敗1引き分け。前節のレンヌ戦で4−0と大勝してた。好調だ。

いまいち盛り上がりのない試合だった。決定的なチャンスも2〜3度あったが、今回も決められず。前節のレンヌ戦では決定的なチャンスは10回ぐらいあったので、どっちかというとチャンスが作れてない印象。アジャのディフェンスがいいのか・・・。0−0でドロー。松井は後半20分ぐらいで交代。

ルマンはセンターFWのトゥーリオ(デメロ)が長身で、ボールを集めるが、こいつは若くて、いまいちヘタだ。ボールコントロールが甘いし、フィジカルが弱い。ので、いいセンタリングが上がっているが、決定的なチャンスにならない。ボールの受け方が悪いんだ。DFに身体をあててフリーにならないと・・・。

松井は、ボールが来ない。左サイドのFWの位置なのだが、どっちかと言うと右サイドからの攻撃が多いようで。ボールを受ける側として、いいポジションにいるのだが・・・。FWがうまくボールにさわれば、こぼれ球が松井の前にころがってくると思うのだが。

まあ、それはそれとして、日本代表に松井が入ったときの位置づけを考えた。日本代表では、ルマンと違い、ボールの出し手はたくさんいる。ので、受け手としての松井は存在感があるだろう。左サイドというポジションがないんだけど・・・。

日本代表のシステムは3−5−2であり、Jリーグのほとんどが採用しているもの。一方、ヨーロッパを初めとする世界の趨勢では4−3−3が主流。フォーバックでスリートップだ。スリートップってのは、長身のセンターフォワードを真ん中において、二人のサイドアタッカーを配置する形。松井は左サイドだ。フォーバックってのは、ほんとうの意味でのディフェンダーを二人とし、両サイドは攻撃も行う形。ブラジルにおけるロベカルカフーだ。日本もそろそろそうなってほしい。いきなり日本代表がそうなるのは難しいので、Jリーグの各チームが採用することを期待したい。世界で戦うためには4−3−3で、3−3の6人なら、久保・田中・松井・中村・中田・小野の6人を同時に使える。フォーバックが宮本・中沢はいいけど、サイドが三都主・加地だと、弱いよなあああ。